はじめに

 後見の杜は、成年後見制度を使わない方法をアドバイスします。成年後見制度を使って困っている場合、改善サポートをします。

 「成年後見制度の闇」という本を出してから5年、日本の後見制度の現状はますます悪化しています。原因は、家族が後見人になるという制度運営の原則に反し、家庭裁判所が弁護士や司法書士を後見人に選ぶようになったこと、その後見人への報酬が高額であることと思われます。

 ついては、誰を後見人にするかを家庭裁判所が決める法定後見(後見・保佐・補助)は使わない方がよいでしょう。それらを使わなくても、銀行からお金を下ろせたり相続や不動産売却が完了することがしばしばあるからです。

 既に法定後見を使っている人は、「取り消し」「後見人の追加」という手続きをとることで状況を改善できるかもしれません。

 任意後見は、家庭裁判所が決める法定後見より自由度があって良いのですが、任意後見契約書に「監督人の同意を要する特約」が盛り込まれていたら削除してもらうとよいでしょう。その特約により、家庭裁判所が選んだ監督人が決定権を持ち硬直的になってしまうからです。

診断書トラブルも増えています。自治体、弁護士、家族などに頼まれ、本当は保佐なのに後見にチェックしたばかりに本人や家族に訴えられた医師もいます。

 後見の杜は、成年後見制度に関する「個別相談」「人材育成」を行う日本で唯一の専門機関。後見に関することならなんでもどなたからでもご相談ください。

 成年後見制度を使っても使わなくても、高齢者や障害者の“気持ち”と“お金”が活性化し本人・家族・地域経済が元気になることを心より願っています。

後見の杜 宮内康二

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法人概要

名称 一般社団法人 後見の杜(こうけんのもり)
設立 平成26年3月
目的 後見の質の向上
郵便番号 〒152-0004
住所 東京都目黒区鷹番2-18-5
電話 03-3793-0030
(平日~土曜日の9時から18時)
FAX 03-6700-8535
メール info@sk110.jp
代表 宮内康二(みやうちこうじ)
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